スノーボードのホットワックスのかけ方を画像付きで解説!

スノーボードのホットワックスのかけ方を画像付きで解説!

?

シーズンインからスノーボードが走らない!!自分だけ置いていかれる!!

それって相当なストレスですよね?

原因は板の滑走面にワックスを塗っていないから!

滑走性が悪い板は、上達の妨げや転倒などによるケガのリスクも高まります。

さらにワックスを塗ることでソールの保護にも役立ちます。

上達もしながら楽しくスノーボードをするために、ホットワックスをかけることをオススメします!

【関連記事】

ネット購入したスノーボードはダリングされていない場合も!他人との接触時や転倒時に、尖ったエッジにぶつかり大ケガにつながることも!ダリングはケガを最小限に抑えるためのマナー。簡単な作業なので、今回はダリングのやり方を画像付きでご説明します^^
初心者コースで立ち往生。そんなスノーボーダーよく見ますよね?原因は板の滑走面にワックスを塗っていないから!ワックスを塗ってない板は進みが悪く、上達のさまたげや怪我の原因、ソールの劣化を早めます。今回はワックスのおすすめと選び方をご紹介します!
?スキーヤーやスノーボーダーにとって春シーズンで服装と同じくらい悩むのが、「板が走らないっ!!」ことですよね?春の湿雪ではワックスの選び方で板の走り方が変わってきます。今回の記事では、春シーズンで板が走らない原因と対策、おすすめのワックスを解説します。

今回の記事は、スノーボードでのホットワックスのかけ方を画像つきで解説していきます。

?

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)

ホットワックスのかけ方

滑走面が汚れている場合は、ホットワックスをかける前に必ずリムーバーなどでクリーニングしましょう!

スノーボードで滑っていると滑走面が汚れてくることがありますよね?原因は雪についている汚れなんです!汚れは板の滑走性を悪くする1番の原因。そして、汚れを取るためのアイテムがリムーバーです!今回は、リムーバーを使った滑走面の汚れの落とし方を解説します。

手順1.ホットワックスを生塗りする

滑る日の雪温に合わせてホットワックスをチョイス!

何回もホットワックスするのはしんどいので、最近はガリウムの「BASE WAX」かマツモトワックスの「ANT BB」を使うことが多いです。雪質も気にせず、けっこう滑ってくれますよ!

雪温に合わせたベースワックス

まずは滑走面に生塗りしていきましょう!塗りづらい場合はアイロンで少し溶かすと塗りやすいです。

ホットワックスを板に生塗りしている様子

ホットワックスを生塗りした滑走面がこちら。ソールがキズだらけなのは気にしないでください^^;

ホットワックスを生塗りしたスノーボードの滑走面

手順2.アイロンでワックスを伸ばす

滑走面への直塗りが終わったら、アイロンでワックスを伸ばしていきます。この時、ワクシングペーパーを使うと滑走面を痛めづらいので便利です!

ワクシングアイロンとワクシングペーパーを使ってホットワックスを伸ばしている様子

直塗りしたワックスだけでは足りない場合は、ワクシングペーパーにワックスを必要分垂らせば問題ありません。

ワクシングペーパーにホットワックスを垂らしている様子

写真撮りながらだったんでワックス固まってしまいました(笑)アイロンはちゃんと温めてから使いましょう!

ワックスの伸ばし方ですが、最初は適当に滑走面全体に広げます。ムラになっていて全然かまいません。

また、エッジ際のソールはより重点的にワックスを浸透させるのがコツです。理由は、スノーボードで1番雪と接する部分がターンをするエッジ際になるためです。雪との摩擦を1番受けやすいので、ワックスをきちんと染み込ませて保護する必要があります。

ワクシングペーパーを使ったアイロンでエッジ際にホットワックスを伸ばしている様子

全体に広げた後は、滑走面に浸透させるようにゆっくりムラなくワックスを伸ばしていきます。ソールが焼きつかないように、アイロンはゆっくり動かし続けるようにしましょう!

ホットワックスをムラなく伸ばしたスノーボードの滑走面

滑走面にワックスを伸ばしたら常温になるまで待ちましょう!ワックスが温かい状態ではまだソールに浸透しきっていません。

手順3.スクレーパーでワックスを削る

スクレーパーの角度を45度くらいにして、ノーズからテールへ表面のワックスをかき出します。

ホットワックスをスクレーパーで削っている様子

ストラクチャーを痛めてしまうので、スクレーパーは力を入れすぎないようにしましょう!

スクレーパーの角が丸くなってワックスが削れない!そんな場合は、スクレーパーを紙ヤスリで研いでみましょう!

ワックスを削っているとスクレーパーの角が丸くなり削りづらい。そんな時は、紙ヤスリでスクレーパーを研いでみましょう!切れ味の悪いスクレーパーはソールを痛める原因にもなります。今回は、スノーボードのスクレーパーの研ぎ方とオススメの商品をご紹介します!

僕はよくワックスのカスを、100円ショップで買ってきた小さなほうきとちりとりで掃除してます。またスクレーパーをかけると静電気が発生しワックスのカスが取りづらいと思うので、フィニッシュクロスを使うとキレイに拭き取れます!

磨き終わって出たワックスのカスを拭き取るフィニッシュクロス

ワックスのカスが出なくなってきたらスクレーピングは終了です。

手順4.ブラッシングする

ボアブラシ→ナイロンブラシ→馬毛ブラシの順で滑走面をブラッシングしていきます。

まずはボアブラシでストラクチャーの溝に入り込んだゴミをかき出します。

ストラクチャーの中のゴミを取り除くボアブラシ

ボアブラシは力を入れてブラッシングしましょう!

ストラクチャーからたくさんワックスのカスなどが出てくるので気持ちいいですよ!ストラクチャー内のゴミを取ることで、滑走性能が上がります。

ストラクチャーの中のゴミやケバをボアブラシで取っている様子

次にナイロンブラシで滑走面を磨き上げます。かなりツヤツヤしてきますよ!

ナイロンブラシで滑走面を磨き上げている様子

さらに馬毛ブラシを使うとストラクチャー内のより細かなワックスをかき出せたり、滑走面をよりツヤツヤに磨き上げることが出来ます。まぁボアとナイロンだけでも十分ツヤツヤなので、馬毛は無くても問題はありません。

磨き仕上げ用の馬毛ブラシ

馬毛ブラシは力を入れず、ソールをなでるように磨き上げましょう!

手順5.細かいゴミをファイバーテックスで拭き取る

仕上げに、ブラッシング後に出る細かなゴミをファイバーテックス(細)やフィニッシュクロスで拭き取ります。

磨き終わって出たワックスのカスを拭き取るファイバーテックス

ファイバーテックスやフィニッシュクロスには、ブラッシング後の静電気を除去する働きがあり重宝します!

完成したソールです。1回しか塗ってませんがツヤツヤでキレイです!

ホットワックスをかけた後の磨かれたスノーボードの滑走面

ホットワックスを重ね塗りする場合は、同じ手順で行えばOKです!

塗る順番としては、対応雪温の高いワックスから塗るとソールに浸透させやすいです。ガリウムで言うと「PINK」→「VIOLET」→「BLUE」→「GREEN」の順です。滑走ワックスも塗りたい場合は、ベースワックスを塗り終えてからかけるという感じです。

【ホットワックスが面倒という方は】

板が走らない!でもホットワックスをかけるのは面倒。そんな人は簡易ワックスがおすすめ!アイロンいらずでサッと塗って滑れる。スノーボード初心者やワックスの入門編としてもおすすめ!今回は、スノーボードの簡易ワックスの塗り方を画像つきで解説します!

今回使用した道具一覧

BASE WAX

ワクシングアイロン

ワクシングペーパー

スクレーパー

ボアブラシ

ナイロンブラシ

馬毛ブラシ

ファイバーテックス

フィニッシュクロス

ワックススタンド

ワックスを塗ったらあとは楽しく滑りましょう!

ワックスを塗ったら、あとは楽しく滑るだけ!

スキー・スノーボード初心者の方におススメのスキー場を、ミリススタイルが実際に体験し、その中でも素晴らしい5つのスキー場を紹介しています。各スキー場のメリットやオススメの滑り方、周辺の美味しい料理の店など、観光情報を体験を元に掲載しています。
「パウダースノーを楽しめるスキー場ってどこにあるの?」スキーやスノーボードが上達してくると、新雪が降り積もるパウダースノーを滑りたいって人は多いと思います。今回の記事は、最高のパウダーランが出来るおススメなスキー場をご紹介したいと思います。

スキー場へ行くなら絶対お得な早割リフト券をGETしましょう!

スキー場を賢くお得に利用するために、早割シーズン券・早割りリフト券のお得さ、格安に買う方法、使用出来る日出来ない日、メリット&デメリット、個人的なオススメの買い方、オススメのスキー場などを紹介しています。

今シーズンも早く滑りたい方はこちらをチェック!

23-24スノーシーズンも、ぞくぞくとスキー場のオープン日が発表されています!横手山・渋峠スキー場は11月3日(金・祝)、菅平高原スノーリゾートは、人工雪を使い10月21日(土)~超速オープン予定。営業期間もエリアごとに掲載しています。

スキー場へ行く前にギアのセッティングをしましょう!

グラトリをする時に「スタンス幅は何センチ?」「スタンス角度(アングル)は何度?」とか、最初はわからないですよね?この記事では、グラトリ時の板の力を最大限に発揮させるための「スタンス幅」と「アングル」についてご説明しています。
カービングの上達にはビンディングのスタンス幅とスタンス角度(アングル)、さらにいくつかの調整をプラスすることで快適なライディングが出来るようになります。今までカービングがうまくいかなかった人が、コツをつかむきっかけになる記事になっております。

大事な道具を盗まれないために、盗難対策もしておきましょう!

スノーボードで1番の心配ごとは盗難です!転売目的や乗ってみたかったという理由で板やバインを盗む人が跡を絶ちません。特に高級なギアや人気ブランドのNEWモデルに乗っている人は要注意!盗難対策をして、自分で自分の大切な道具を守っていきましょう!

スキー場でケガをしないために!

スノーボードはスピード感があって楽しい!でもその反面、転倒時にはケガのリスクが。特に頭を打つことが多いスノーボードでは、頭部を守ることが重要。今回の記事はヘルメットの重要性と選び方、おすすめのオシャレなヘルメットブランドをご紹介します!
スキー場での転倒時にケガから身を守ってくれるプロテクター!スノーボード初心者のターンの練習から中上級者のトリックまで、誰もがケガをする可能性があります。今回の記事は、部位別に分けてプロテクターの選び方とおすすめをご紹介します。

?

それでは、よきスノーライフをお過ごしください^^

?

スポンサーリンク
レクタングル広告(大)
レクタングル広告(大)

【ブロガーの十戒】クリックをください!クリックが無いと泣きたくなります!

【ブロガーの十戒】フォローされると心の底からよろこびます!