?
スノーボードをしていると、デッキ部分(トップシート)が剥がれてしまうことってありますよね?
板の剥がれは滑りの妨げや、他のスキーヤーやスノーボーダーに接触してしまった時にケガを与えてしまう恐れがあります。また手で板を担いでいる時に、グローブやウェアが破れるといった惨事も起きやすくなります。
トップシートの修理の料金をネットで調べてみると、だいたい数千円から1万円台+送料というのが相場。「修理したいけどお金が~。」という人もたくさんいるでしょう。
ということで今回の記事は、自分で簡単にトップシートの剥がれを修理する方法を画像付きで解説!
トップシートの剥がれ修理は簡単なので、DIYをおすすめします!
クオリティを求める人や、神経質な方はプロに頼んだほうがよいかもしれませんが^^;
?
必要な材料
エポキシ樹脂系接着剤
強力なクリップ
鉄ヤスリ or 紙ヤスリ(あると便利)
材料はネットショップ以外に近所のホームセンターなどでも購入できます。DIYなら費用は断然抑えられます!
鉄ヤスリや紙ヤスリは、デッキの剥がれの尖った部分を丸めることができます。あると便利くらいな感じで特に無くても問題ありません。画像の紙ヤスリもダイソーで100円で売っているのでお得です。
作業前にやっておくこと
・スノーボードを乾燥させる
・ほこりや汚れを取る
板が濡れていたり、汚れている状態で作業を行うと接着剤の効果が発揮できません。滑ったばかりの板は、乾燥するまで乾かすことをおすすめします。
修理方法
市販で売っている「エポキシ樹脂系」の接着剤を用意します。
エポキシ接着剤の使用中・使用後は換気をしましょう!
まず「A剤」を適量出します。
次に「B剤」をA剤と同じ量出します。
付属のヘラを使い「A剤」と「B剤」をよく混ぜます。
エポキシ接着剤の使用中はゴム手袋をしましょう!
エポキシ接着剤をトップシートの剥がれた部分に塗布します。トップシートの裏側とコア材にもしっかり塗りましょう!
接着剤塗布後、貼り合わせ時間の目安があるので製品ごとに確認しましょう!
塗り終わったら、強力なクリップでしっかり固定します。1つだと1点しか押さえられないので複数で固定します。クリップで押さえると余分な接着剤がはみ出るので、硬化する前に拭き取ると出来上がりが綺麗になります。
どれくらい固定すればよいか、実用強度の目安時間を製品ごとに確認しましょう!
ちなみに今回のエポキシ接着剤は、実用強度まで約7時間、最終強度までは約24時間の固定が必要となっています。
24時間後にクリップを外す。なんか写真だと少し盛り上がっているように見えますが、実際はピタッと貼り付いています。
ということで超簡単に完成です!
スノーボードのデッキの剥がれを修理してみて
ソールやエッジ部分は全然使えるのにデッキだけ剥がれてきたので、今回は「エポキシ接着剤」を使って修理してみました!
まぁ見栄えはあまりよくはありませんが、ジブなんかの練習用として使ったりもできるので全然ありかなと。強度的にも、普通にカービングやグラトリしても問題ありません!
スノーボードのデッキの剥がれが気になる方は、簡単で節約にもなるのでDIYをおすすめします^^
?