24-25モデルのスノーボード試乗会に行ってきました！
試乗会は来季新作のスノーボードやビンディング、ゴーグルやグローブなどをどんな感じか乗って試すことができる貴重なイベントです。
何点か試乗したスノーボードの中で、今回はSALOMON（サロモン）【DANCEHAUL PRO（ダンスホールプロ）】に注目してみたいと思います。
バインディングは自前のRIDE（ライド）のオールマウンテンバインディングである【A-8】をセッティングしてみました。
SALOMON DANCEHAUL PROに乗ってみたレビューや特徴、どんな人におすすめかを解説していきたいと思います。
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あくまで個人的な見解になりますので、参考程度に見てください^^
目次
今回試乗レビューするスノーボード
SALOMON【DANCEHAUL PRO】152cm 24-25モデル
| 形 状 | ハイブリッドキャンバー |
| シェイプ | テーパードディレクショナル |
| サイズ（cm） | 139,143,147,152,154,157 |
| フレックス | SOFT 1 2 3 4 5 6 6.5 7 8 9 10 HARD |
| 対象レベル | 初中級～上級 |
SALOMON【DANCEHAUL PRO】の試乗評価
乗ってみた評価は、俊敏でパワフルなフリーライドが楽しめるショートワイドボードでした！
サロモンのスタッフさんに聞いたところ、ウエスト幅が広いボードなので身長177cmの僕には154cmがベストと言っていたが、 いつもフリーライドでは156cmの板に乗っていると伝えたら152cmをすすめてくれました。
ウエスト幅が広く、ノーズが長い形状なので浮遊感のあるパウダーランができます。またテーパードディレクショナル形状と短いサイドカットが、俊敏なカービングをアシストしてくれます。
短いボードは小回りがきくので、サイドヒットやツリーラン、急斜面のパウダーでも操作性の高いターンもしやすいです。またノーズとテールに入ったカーボンの反発がよく、切れの良いターンや打点の高いオーリーができるので、高速カービングやキッカーで遊ぶのも楽しいと思います。
ダンスホールのときは157cmで長さもありトリックにもたつきを感じましたが、今回のプロは152cmだったので操作性がよかったです。さらにワイドボードが滑りに安定感をもたらしてくれました。
レベル的には初中級～上級者向けですね。
RIDE【A-8】の試乗評価
A-8の特徴は、ハードライディングから自由度のあるトリックまで調整可能なオールマウンテンバインディングです！
今回の試乗会ではバインディングの数が非常に少なかったため、ほとんど自分のバイン（A-8）をつけて試乗することになりました。A-8はミディアムかそれよりやや硬めくらいのフレックスなのでDANCEHAUL PROとの相性はなかなかよかったです。
フレックス硬めで反発がよくDANCEHAUL PROのカーボンへの力の伝達がクイックで、高速域でのカービングや大きめのキッカーまで対応できます。
またA-8はアンクルストラップの上下を入れ替えることでフレックスを少し柔らかく出来るので、柔軟で操作性のあるトリックもできます。（※画像の板はTNT Lです。）
ホールド性も良いので、カービングに安定感が出せました。
ただDANCEHAUL PROならわざわざRIDEを合わせるより、同じサロモンのホログラムやハイランダーあたりのバインディングをセッティングしたほうが相性は良いと思います。
SALOMON【DANCEHAUL PRO】の総合評価
| スタイル（5段階中） | |||
| フリーラン | 5 | カービング | 5 |
| グラトリ（弾き系） | 2 | グラトリ（バター系） | 2 |
| ジブ | 3 | キッカー | 4 |
| パウダー | 5 | ||
| 5＝相性抜群！ 4＝相性まずまず 3＝それなり 2＝相性よくない 1＝全然合わない | |||
カービングやパウダーを走破したいフリーライド好きの人に向いているボードです。
フレックスの数値はサロモンの公式表示ではアサシンプロよりソフトですが、試乗した感じでは幅広で短い形状（ショートワイド）のため同じくらいかやや硬めに感じました。脚力は少し必要かなと思います。
サロモンのPROシリーズはショップ限定200本のみの販売なので、ネットではあまり販売されていません。気になる方はスノーボードメーカーやお近くのショップに問い合わせてみてください。
A-8は現在24-25モデルは販売していないので、型落ちでサイズがあればラッキーという感じです。
ネットでスノーボードを購入する場合、ダリングやケバ取り、ベースワックスなどのメンテナンスがされていない、またはしてもらえない場合があります。 購入前にメンテナンスもしてもらえるかショップスタッフさんに確認をしたほうがよいでしょう！
ダリングのやり方はこちらの記事をどうぞ！
滑走面のクリーニングとケバ取りの様子はこちらの記事をどうぞ！
ホットワックスのかけ方はこちらの記事をどうぞ！
逆エッジにはビベリング（エッジの角度調整）が効果的です！
