23-24モデルのスノーボード試乗会に行ってきました!
試乗会は来季新作のスノーボードやビンディング、ゴーグルやグローブなどをどんな感じか乗って試すことができる貴重なイベントです。
何点か試乗したスノーボードの中で、今回はBATALEON Disaster+に注目してみたいと思います。
バインディングは同じくBataleonのフリースタイルモデルであるChaos Asymwrapをセッティングしてみました。
Disaster+に乗ってみたレビューや特徴、どんな人におすすめかを解説していきたいと思います。
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あくまで個人的な見解になりますので、参考程度に見てください^^
目次
今回試乗レビューするスノーボード
BATALEON【Disaster+】151cm 23-24モデル
形 状 | ローキャンバー |
シェイプ | ツインチップ |
サイズ(cm) | 148,151,153w,154,156w,157 |
フレックス | SOFT 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 HARD |
対象レベル | 初中級~上級 |
BATALEON【Disaster+】の試乗評価
乗ってみた評価は、グラトリ・ジブを極めたい人から、キッカーやカービングまでフリースタイルが好きな人に向いているボードでした!
まずは板がかなり軽く、ウェスト幅もグラトリには丁度いい細さで取り回し最高でした。ソフトフレックスだけどしっかりとした反発があるので、弾き系のグラトリは特にやりやすかったです。この反発力は、足元と板の中心に入った2種類のカーボンが作用しているようです。
またこの板の特徴は逆エッジを防ぎ、さらにバター系のトリックやカービングの切り返しまでやりやすくしてくれるところにあります。
3BT(トリプル・ベース・テクノロジー)のコンベックス(船底のような)形状、さらには雪面に接するコンタクトポイントをアップリフトさせたSideKickの技術がそれを可能にしてくれているのでしょう。
グラトリの練習には逆エッジがつきものですので、この技術はありがたいです。
ただ乗りなれるまで逆に不安定に感じる人もいるので、好みは分かれるかもしれません。
カービングは低速から高速まで安定感があり、ラントリもかなり楽しかったです。レベル的には初中級~上級者に最適な板かなと感じました。完全に初心者の方は、1つ下のモデルのDisasterから始めてみるのもオススメです。
BATALEON【Chaos Asymwrap】の試乗評価
Chaos Asymwrapの評価は、グラトリやジブ、キッカーでの柔軟な動きから高速カービングまでできるバインディングという印象でした!
やや短めのハイバックが足首の可動域を広げてくれるので、トリック重視の人には扱いやすいと思います。また外側のシャーシをなくしたアシンメトリー構造のバインが、グラトリやパークで重要な横への動きの柔軟性を広げているのだと感じました。ソフトフレックスの板との相性は抜群でしょう。
BATALEON【Disaster+】の総合評価
スタイル(5段階中) | |||
フリーラン | 4 | カービング | 3 |
グラトリ(弾き系) | 5 | グラトリ(バター系) | 4 |
ジブ | 5 | キッカー | 4 |
パウダー | 3 | ||
5=相性抜群! 4=相性まずまず 3=それなり 2=相性よくない 1=全然合わない |
Disaster+とChaos Asymwrapとの組み合わせは、グラトリやラントリ好きの僕としてはかなりお気に入りのギアでした!
Plusシリーズは通常のDisasterより反発力があるので、カービングやキッカーも楽しめるフリースタイルボードになっています。
23-24モデルのバインディングはまだ発売されていないようなので型落ちモデルも掲載しておきます。来シーズンはスノーボード用品の値上がりが凄まじいと予測されているので、型落ち狙いもありですね!
ネットでスノーボードを購入する場合、ダリングやケバ取り、ベースワックスなどのメンテナンスがされていない、またはしてもらえない場合があります。 購入前にメンテナンスもしてもらえるかショップスタッフさんに確認をしたほうがよいでしょう!
ダリングのやり方はこちらの記事をどうぞ!
滑走面のクリーニングとケバ取りの様子はこちらの記事をどうぞ!
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