スノボウェアのクリーニング料金の相場は?汚れは落ちる?撥水性は?

スノボウェアのクリーニング料金の相場は?汚れは落ちる?撥水性は?

スノーボードウェアを自宅で洗濯しようと思ったら、ドライクリーニング専用だった!!

…なんてことがあると思います。

ドライクリーニングは「水洗い不可」で特殊な洗濯方法のため自宅での洗濯ができない。

ということで、今回はスノーボードウェアの洗濯をクリーニング屋さんにお願いしてみました。

今回クリーニングに出して調べてみたのは

・スノーウェアのクリーニング料金
・仕上がりの日数
・汚れはどのくらいキレイになるか?
・洗ったことによって重さに変化は?
・撥水性の効果はどのくらいか?

さて結果はどうなったでしょうか?

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クリーニング料金相場と平均仕上がり日数

スノーボードウェアのクリーニング料金の相場は、

  • 上下各 1,000~1,500円
  • 上下セット 2,000~3,000円

高額なもので上下各2,000円を超える場合もあります。

大抵は上下合わせても3,000円未満で収まると思います。

また撥水加工はオプションなど、クリーニング屋さんによって別途料金がかかる場合もあるので確認が必要です。

そして今回僕がクリーニングをお願いしたのが、札幌在住の方にはおなじみの「エンパイアー」。なんか東京にも一部店舗があるみたいです。

スキー・スノーボードウェア上下とも各1430円。会員の場合は1,287円で相場の範囲内でした。ちなみに撥水加工は料金に含まれています。

スノーウェアの仕上がりはというと、6日後に届きました。また、集荷エリア内だったので無料集配サービスを利用。家で待ってるだけでいいのでめちゃ楽ですよ!

ちなみに他のクリーニング屋さんでも仕上がりまで1週間前後はかかるようです。

クリーニングに出す前に

洗濯ラベルを確認しよう

スノーボードウェアの旧洗濯ラベル

洗濯ラベルを確認して「洗濯禁止」や「ドライ」「P」「F」などのマークがある場合は、家庭での洗濯は難しいようです。

洗濯をする場合は、クリーニング屋さんにお願いしましょう!

自宅にいながら、スマホ1つで集荷~クリーニング~納品まで出来る宅配クリーニングもおすすめです!

シーズンオフでスノーボードウェアを洗濯したい!でも、わざわざクリーニング屋さんに持っていくのは大変。そんな時は自宅にいながらスマホ1つで注文出来る宅配クリーニングがおすすめ!料金もお得。長期保管サービスでクローゼットもスッキリしますよ!

ちなみに僕のウェアは「旧洗濯ラベル」で表記がありましたが、2016年以降は「新洗濯ラベル」で表記されています。

こちらのサイトで詳しい洗濯ラベルが確認できました。

洗濯絵表示旧JIS・現行JISの比較一覧 | ラベルくん.com

 

ポケットの中身を全部出そう

クリーニングに出す前に、スノーボードウェアのポケットの中身を全部出した様子

ティッシュやパスケースなどの取り外し可能なパーツは外しておきましょう!

たまに1,000円札とか入っててラッキーな時もあります。(9割がたICチケットの保証金です笑)

 

クリーニング前の状態を確認しておく

ほつれや汗ジミなど、気になるところをお店の人に伝えられるので事前に確認しておくといいでしょう!

 

汚れはどのくらいキレイになるか

もうかれこれこのウェアを何年洗濯してないだろうか…。

ウェアの保護のためにも、シーズン終了後くらいはクリーニングに出したほうがいいんですけどね。

そして、このウェアをクリーニングに出してみて感じた感想が下記になります。

クリーニング前のウェア

クリーニング前のBLUE BLOODのウェア

  • 全体的に汚れあり
  • 部分的に濃い汚れあり
  • 全体的にうっすらカビ臭あり
  • 購入時より重量感を感じる

当時は「なんて軽いウェアなんだ!」と感動して購入した記憶があります^^

クリーニング後のウェア

クリーニング後のBLUE BLOODのウェア

  • 全体的に汚れが落ち明るい印象
  • 部分的な濃い汚れは気持ち落ちた程度
  • カビ臭がなくなった
  • 重量はほとんど変化なし

画像だと全然伝わらないのが残念ですが、見た目で全体的にキレイになったのがわかりました!

クリーニングのおかげか撥水加工によるものかわかりませんが、クリーニング前より生地にハリが戻った感じ(パリパリ感)がします。

フードも立たせやすくなってます!

部分的に濃い汚れがいくつもあったのですが、そこは気持ち落ちたかな程度でした。

クリーニング前のチンフラップ部分。あご近くの汚れが強いです。

クリーニング前の汚れが強いチンフラップ

クリーニング後。なかなか汚れが落ちたんじゃないかなと感じます。

クリーニング後の少し汚れが落ちたチンフラップ

首が当たる部分の毛玉がすごかったのでどうなるかと思ったら。

クリーニング前の首裏部分の毛玉

やっぱり毛玉は無理でした(笑)

クリーニング後の首裏部分の毛玉

リフト券ホルダーやベンチレーションのファスナー付近の汚れもひどかったですが、

クリーニング前のポケットやファスナー周辺の汚れ

ほんと気持ち落ちました(笑)

クリーニング後のポケットやファスナー周辺の汚れ

あごが当たる部分も汚れが目立ちますが、

クリーニング前のウェアのアゴに当たる部分の汚れ

この部分はまぁまぁ落ちてくれました!

クリーニング後のウェアのアゴに当たる部分の汚れ

ウェアの袖部分も汚れがひどいがどうでしょうか。

クリーニング前のウェアの袖部分の汚れ

汚れは落ちきらないですが、全体的に薄くなりました!

クリーニング後のウェアの袖部分の汚れ

重さに変化はあったか?

クリーニングに出して重さに変化があったのかも測定してみました!軽くなったかな!

クリーニング前のウェアの重さを測定している様子

まずは1248gという結果に。クリーニング後はどのくらい軽くなるか!

クリーニング前のウェアの重さ

早速クリーニング後のウェアを計量器に乗せてとっ!

クリーニング後のウェアの重さを測定している様子

いや、ぜんぜん変わってなーい!!

クリーニング前のウェアの重さ

もっと減ってるかなと思ったんですが誤差の範囲内でした^^;

気になる撥水性は?

スノーボードウェアなので、1番気になるのは撥水性ですよね?

今回はエンパイアーさんの、撥水機能に防汚加工をプラスした「スーパーガード」という撥水加工をしてもらいました。

ちゃんと撥水加工されているかスプレーで水をかけてみましたが、まずまずの撥水力です!

水をはじいている撥水加工されたスノーボードウェア

ただタオルで水を拭き取ったあとの生地の湿り具合からして、耐久性はあまりなさそうといった感じです。

ウェアの劣化具合も関係していると思うので、一概には判断できませんが。

こればかりは実際にスキー場で試してみようと思います。

ちなみにクリーニング後の撥水性能があまりよくない場合は、市販の撥水スプレーを使うと効果的です。

その場合、透湿防水素材に使用できるスプレーを選びましょう!

僕は有名どころの、NIKWAXのダイレクトスプレーを使います!

透湿防水布地用 NIKWAX ダイレクトスプレー

NIKWAXの使い方はこちらの記事で解説しています!

スキー・スノーボードウェアの撥水加工は皮脂や汗、汚れなどにより失われていきます。撥水性を失うと、湿気や蒸れを放出する透湿性能を妨げ「ウェアが濡れて寒い!」という状態になります。撥水加工が落ちたら汚れを洗濯し、撥水剤を使い撥水加工しましょう!

透湿防水素材について詳しくはこちらの記事を!

スノーボードウェアには、極寒のスキー場で快適に滑る最先端な機能が搭載されています。特に「耐水圧」と「透湿性」はウェア選びで重要になってきます。今回はウェアを選ぶ時に「この機能はあったほうが良い!」という注目ポイントをご紹介していきます。

実際にクリーニングに出してみて

まず、見た目の汚れが思った以上にキレイになってたので嬉しかったです!

うっすらカビ臭もなくなって、少しウェアが新しくなった気分です^^;

強い汚れはやはり落ちませんが、撥水加工もついてこの料金だったら満足かなという感じです。

撥水性能はどんどん弱くなっていくのはしかたがないので、撥水スプレーかけてねばる方向で行こうと思います。

ドライクリーニング専用のウェアをお持ちの方は、クリーニングのプロに全部まかせちゃいましょう!