2013年から北海道に移住してきましたが、諸事情でこの度実家の埼玉に帰ってきました。
4年半の北海道生活。あぁ楽しかったな~北海道!!
楽しかった日々も終わり、引っ越しの手続きやら賃貸解約やら役所での手続きやら、やりたくないがやらなければいけない面倒な手続きが待ってました。
ということで、今回北海道から道外の実家に戻るにあたり、私と同じような経験をする人がもしかしたらたくさんいるんじゃないかと思いその手順をまとめてみました。
自分に当てはまるところだけ見ていただければと思います。
ちなみに今回の引っ越しは実家に戻ることが前提ですので新居を探すような内容はありません。
そして家電などほとんどの物は売ったり処分したりで荷物は宅配業者で十分でしたので、引っ越し専門の業者に依頼するといった内容でもありません。
退去1か月以上前にやること
引っ越しする日を決める
まずは1番重要な引っ越しの日を決めましょう。
それさえ決まればこれから行うすべての流れが決まります。
会社に退職をしたい旨を伝え退職日を決める
引っ越し日を決めたら、それに合わせ退職する旨を会社に伝えます。
会社により就業規則が違うと思うので、なるべく早めに伝えるのが良いです。
1か月前で良いところもあれば、引継ぎ作業に時間がかかるので退職まで2,3か月かかる会社もあります。
早めに伝えたほうが会社も求人を出したり引継ぎの用意がスムーズにできて助かると思います。
必要によって年金手帳、雇用保険被保険者証、源泉徴収票など、必要書類を会社からもらいましょう。
これで晴れて無職になります。お先真っ暗!!
飛行機のチケットを取る
新千歳空港から成田空港まで飛行機で大体1時間半くらいなので私はいつもLCCを使っています。少し機内は狭いですが、あっという間に着いちゃうので全然問題ないですね。何と言っても格安ですからね~。私がいつも利用させてもらっているジェットスターではたびたび格安セールをしているので、帰る日が決まっていたら速攻セールで航空券を購入しています。
【フェリーを利用して帰る場合 】
車を所有している人は、愛車を手放すかフェリーに乗せて帰る方法しかありません。
私は北海道から埼玉間を車を乗せ何度かフェリーで行ききしたことがありますが、フェリーの旅はなかなか楽しいものです。
ちなみに私は自家用車を引っ越し前に買取業者に売りました。ご自分の愛車を売りたい方は下記の記事をどうぞ。
フェリーの行き先はいろいろあります。参考までに下記を載せておきます。
津軽海峡フェリー(函館から青森、函館から大間)
http://www.tsugarukaikyo.co.jp/fare/
商船三井フェリー(苫小牧から大洗)
https://www.sunflower.co.jp/
【電車を利用して帰る場合】
北海道の人が電車を利用して道外に行くには在来線で行く方法もありますが、2日くらいかかり現実的ではないので札幌駅から特急スーパー北斗で新函館北斗駅の方まで行き北海道新幹線を利用するしかありません。電車の旅はしたことがないので、それも面白いかな~とか思っちゃいます。のんびり帰りたい人は在来線の旅も良いかもしれませんね。
賃貸解約
不動産管理会社に解約したい旨を退去する1か月前までに連絡する。
管理会社によりいつまでに連絡をすれば良いか違う場合もあるので、ご自分の管理会社に一度確認すると良いです。
後日、賃貸借契約解約届が管理会社から送られてくるので、退去立会希望日時を記入し退去1週間前までに管理会社に送る。
退去立会希望日時は退去する日になります。その時鍵も返却するので合鍵など全て用意しておきましょう。
管理会社によって違うと思いますが、私が住んでいたマンションの最後の月の家賃は日割り計算でした。
駐車場解約
駐車場の解約も管理会社により違いはありますが、1か月前までに連絡するのが基本です。
連絡を忘れていると、翌月の半月分や1か月分の余計な料金を払うようになるので気をつけましょう。
ガス・水道・電気の解約
それぞれ引っ越しの1週間前までには連絡するようにしましょう。
電気も水道もガスも指定した日に止めてくれます。まぁ退去する日が良いと思います。
ガスだけは立ち合いが必要になります。出発当日にしてもらうと良いでしょう。
北海道の水道は水抜きをして栓を閉じてと言われる場合があります。(出来ない場合は立ち合いの時に管理会社の人にやってもらいましょう)
引っ越し用のダンボールを用意
これはお近くのスーパーや薬局、ホームセンターなどで比較的大き目で丈夫なダンボールがもらえると思います。
ダンボールは宅配業者によってサイズや重さで値段が違うので、適度なサイズをもらってくるようにすると良いです。
私は120サイズのダンボール20箱以上必要だったので、まずはスーパーや薬局、ホームセンターなどでもらえるだけもらってきて、足りない分はインターネットで購入しました。
ダンボール購入はこちらがおススメ
http://amzn.to/2BD2O0w
引っ越しに便利な梱包用品はこちらから
必要ない物の処分
忙しくない今のうちにいらない物の処分をしたほうが、あとあと片付けが楽になります。
引っ越し先に送るものでこっちにいるうちは使わない物はどんどんダンボールに入れましょう。
いらない洋服や本などはこの時点で売りに行くか処分しましょう。
本は実際売ってないので評価出来ないのですが、比較的人気のあった買取業者を載せておきます。
退去する月にやること
荷物梱包&配送
基本的に荷物はヤマト運輸か日本郵便、佐川急便で送りました。
送料はそれぞれのサイトで確認できます。
ヤマト運輸 宅急便運賃一覧表
佐川急便 料金一覧
日本郵便 ゆうパック運賃・料金計算
今回引っ越し業者にはお願いしてませんが、頼みたい方は下記に参考になるサイトがあったので載せておきます。
引っ越し女子部 【2017年版】引っ越し業者人気ランキングBEST12
またスノーボードやギター、自転車などを送りたい場合は特殊な配送方法になります。
スノーボードの送り方
スノーボードは何回か送ったことがありますが、日本郵便のゴルフ・スキーゆうパックが1番安いです。
ギターの送り方
ギターは梱包も大事になってくるので、下記記事を参照していただければと思います。
自転車の送り方
(ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの前後輪を外せる自転車用)
自転車は少し特殊な配送になります。いくつか配送業者はありますが、私が実際に利用したシクロエクスプレスという配送業者がサービスも料金もお得なのでおススメします。下記リンクでそれぞれ配送の申し込みと梱包方法をご紹介していますのでよかったらご覧ください。
郵便物の転送届
旧住所宛の郵便物を、1年間新住所に届けてくれる郵便局の「転居・転送サービス」を利用しましょう。
転居届に記入した転送開始希望日から転送されます。登録までに3~7営業日を要するので、引っ越しに間に合うように手続きしましょう。
手続き方法は、店頭とインターネットから出来ます。
【店頭で手続きする場合】
個人の転居の場合は、本人の確認と旧住所がわかる書類が必要です。免許証があれば大丈夫です。
【インターネットから手続きする場合】
https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/から手続き出来ます。
【重要】役所で転出届等の手続きをする
市外へ引っ越しをする場合、住んでいる地域の役所で「転出届」の手続きをし「転出証明書」をもらいます。転出届をすると自動的に印鑑登録が廃止されます。
国保に加入している方は、住所が変わるので国民健康保険資格喪失届を出し一旦国保を解約をします。(社会保険の方は関係ないので飛ばしてください。)
必要な書類は、本人確認書類(免許証やパスポートなど)と印鑑、国保の人は国民健康保険証があれば大丈夫です。人によっては介護保険被保険者証を提出する必要もあります。
なお転出する14日前からしか受付出来ないので注意しましょう!年明けの引っ越しは、年末年始などの連休に入ってしまうので余裕をもって行きましょう。
手続きする場所 | 旧住所の地域の役所 |
手続きをする人 | 本人のみ |
必要書類 | 転出届(役所にあります) 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) 印鑑(認印可) |
期限 | 転出の14日前から |
退去数日前にやること
家電や自転車など大型の物の処分
冷蔵庫や洗濯機などは引っ越すギリギリまで使う人が多いと思います。
私も実際に利用した買取業者の「東京相場」なら、査定してもらう日を予約すれば引っ越しギリギリでもまずまずの金額で買い取ってもらえます。
買取できなかったものは別の買取業者に頼むか、時間があればオークションやメルカリで売ったり、ジモティで必要な人にあげたりするのも良いと思います。
売れなかった大型家電などを有料大型ごみに出す。
下記写真は、買取業者で買取不可だった物に有料大型ゴミシールを貼った物です。大量になってしまいました…。
下記URLは札幌の有料大型ごみのページになります。大型ごみシールはコンビニなどで売っています。
http://www.city.sapporo.jp/seiso/gomi/oogatagomi.html
退去当日にやること
布団を有料大型ごみに出す
出発前日の夜まで布団は必要かと思いますので、退去日に大型ごみシールを貼って出します。
ガスの閉栓の立ち合い
お風呂を入るため、前日までガスが必要だったので閉栓の立ち合いを退去日にしました。
ガスを使わないなら全然前に閉栓しても良いかもしれません。
旧居の明け渡し
退去日の1番最後にすることは、不動産管理会社の立ち合いになります。
この時、部屋の状態を見て入居時に支払った敷金が戻ってくる場合があるので綺麗に掃除しておくと良いでしょう。
私の場合部屋はかなり綺麗にしておいたので、修復する場所がほとんどなく、敷金の半分は戻ってきたので得した気分になりましたよ♪
立ち合いの時に鍵の返却もします。この時合鍵を作っていたらそちらも全て返します。
立ち合いが終わったら今まで住んでいた住居を後にし、引っ越し先へ向かいます。思い出がいっぱいで少し切なくなるんですよね~。
引っ越し先に着いてからやること
【重要】役所で転入届等の手続きをする
新住所に引っ越したらまずやることが転入届です。
ご自分の地域の役所に行き、転入届が置いてあるので記入し、転出証明書と一緒に提出します。
合わせてマイナンバーカード・マイナンバー通知カードの住所変更、国保の住所変更(国保に加入の方)、国民年金の住所変更(国民年金に加入の方)をします。
あとからでも大丈夫ですが、一緒に印鑑登録もしておくと良いでしょう。
運転免許証の住所変更をする人は、新住所が書かれた住民票も1枚取っておきましょう。
手続きする場所 | 新住所の地域の役所 |
手続きをする人 | 本人のみ |
必要書類 | 転入届(役所にあります) 転出証明書(転出届の際にもらったもの) 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど) マイナンバー通知カード、またはマイナンバーカード 印鑑 |
期限 | 引っ越し後14日以内 |
【重要】警察署で免許証と車庫証明の住所変更の手続きをする
役所で転入届を出したら、次は新住所の地域の警察署で免許証の住所変更と、車がある人は駐車場の住所を管轄する警察署に車庫証明申請(正式名称=自動車保管場所証明書)をします。
自分の住んでいるところの警察署と、駐車場の住所の管轄が違う場合があるので気をつけましょう。
住所変更後15日以内に変更します。
【免許証の住所変更で必要なもの】
手続きする場所 | 新住所の地域の警察署 |
手続きをする人 | 本人のみ |
必要書類 | 運転免許証 住民票(新住所のもの) 印鑑(認印可) 縦3.0cm横2.4cmの申請用写真(都道府県により必要) |
期限 | 住所変更後15日以内 |
【車庫証明申請で必要なもの】
手続きする場所 | 駐車場の住所を管轄する警察署 |
手続きをする人 | 本人のみ |
必要書類 | 自動車保管場所証明申請書(警察署にあります) 自動車保管場所届出書(軽自動車の場合) 保管場所使用承諾証明書(駐車場を借りている場合) 保管場所使用権原疎明書面(自己所有の土地に駐車している場合) 保管場所の所在図・配置図 収入印紙(申請窓口で購入) 住民票または印鑑証明(新住所のもの) 印鑑(認印可) |
期限 | 住所変更後15日以内 |
【重要】陸運局で車検証の住所変更の手続きをする
車庫証明の次は、車検証の住所変更をしましょう。こちらも住所変更後15日以内に行う必要があります。新住所を管轄する陸運局(普通自動車)か、軽自動車検査協会(軽自動車)で手続きします。
手続きする場所 | 新住所を管轄する陸運局か軽自動車検査協会 |
手続きをする人 | 本人のみ |
必要書類 | 自動車検査証(車検証) 自動車保管場所証明書(1ヶ月以内に警察署で発行した車庫証明書) 住民票(新住所のもの) 申請書(陸運局・軽自動車検査協会にあります) 自動車税申告書(陸運局・軽自動車検査協会にあります) 手数料納付書(印紙は陸運局で購入できます) 印鑑(認印可) |
期限 | 住所変更後15日以内 |
各会員サービス等の住所変更
銀行、クレジットカード、医療保険、携帯電話など、各会員サービスの住所変更をします。
何かあったときに登録の住所が違うと、保証やサービスを受けれなくなる場合があるので、少しづつ変更することをおススメします。
まとめ
今回道外への引っ越しをしてわかったのが、引っ越しってやることいっぱいだな~って思いました。
荷物を処分したり売ったり送ったり、最近は手続きばっかりしてた感じです。
ちなみに、今回車庫証明と車検証の住所変更は車を処分したので実際には手続きしていませんが、車を持っている人には重要だと思ったので流れを載せています。
でもこうして貴重な経験を1回経験出来たので、次引っ越しをする時はもっとスピーディーにできそうだなって思ったのと同時に、またまた引っ越しするころにはすべて忘れちゃってるんだろうなって思った今日この頃でした。