季節も4月に入り、そろそろスキー場がポツポツとクローズしてくる時期になってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
・スノーボードが出来なくなるって考えるだけで胃が痛くなり吐きそうになる人。
・夏に向けてテンションがどんどん下がっていく人。
・かき氷屋さんの氷を見てシーズン初めの人工雪を思い浮かべてしまう人。
・秋も終わりに近づいた時期から憑りつかれた様にやる気にみなぎる人。
・街で霧がでた時にガスってきたと言ってしまう人。
そんなスキー&スノーボードロスの人は、スキー場がクローズしてしまうこの時期を乗り越えるのが一番大変ですよね。
どんなに長いスキー場でも5月のGWまでか、土日限定で5月末までやっているくらいがいいとこでしょう。6月に入ったら一気に現実が待っていますからね~。いやだー、スノーボードが出来ない毎日なんてセミの抜け殻のような人生だーって、仕事にやる気を失っている人。吉報です!
なんと、山形には7月末くらいまで滑ることが出来るスキー場があるんです!
その名も月山スキー場!
いったいどんなところなんだ!?ということで、月山スキー場に行って滑ってきた時の様子を記事にまとめてみたいと思います。
目次
夏でも滑れる月山スキー場とは?
山形県にある夏スキーが楽しめるスキー場。
5月も終わり、行き場を失ったスキーヤーやスノーボーダー達が、雪を求め最後にたどり着く聖地と言っても過言ではありません!
青空のもと、暖かな日差しを浴び、新緑を楽しみながら雪の上を壮大に滑走できる。他とは違う特別なスキー場だと思います。
私の場合、5月のGWくらいまでは栂池高原スキー場、5月後半まではかぐらスキー場や奥只見丸山スキー場などで滑り、5月末からその先は月山スキー場に行く流れになっております。
月山スキー場の営業期間は?
その年によって変わってきますが、だいたい4月上旬から7月下旬になります。
雪がなくなり次第終了になるので、行く前にHPや電話などで確認することをおススメします。
コースはどんな感じ?初心者コースは?スノーボードの滑走はOKか?
上記の写真は5月末に滑りに行った時の物です。山頂しか撮ってこなかったのでメインの沢コースと大斜面コースは載ってません(汗)
地上はもう25度前後の汗ばむ暑さだったので余裕こいてたんですが、スキー場に着いたら寒くてウェア着ちゃいました!!その日は他のお客さんもほとんどウェアを着ていたのでこれで正解なんだなって感じでした。が、結局滑りだしたら熱くなりウェアを脱いでパーカーで滑ってましたね。ほんと微妙な時期なので気温を微妙です。ちょっと我慢すればパーカーでOK。(でも休憩中や、リフト待ちの時なんか冷えてくるかもしれません。)のんびり滑る人ならウェアを着たままでも問題ないかなというところでした。6月中旬以降ならウェアは必要ないですね~。
ちなみに駐車場からリフト乗り場までひたすら遠いです。ウェアを着たことを最初に後悔したのはその時でした!(笑)
スキーキャリーサービスという、板を乗り場付近まで運んでくれるサービスもあるのでそれを利用すると良いかもしれません。
リフトはペアリフトが1本あって、それを登ったらTバーリフトがあります。Tバー乗り場までは少しハイクするようになります。
Tバーを登り、そこからまた少しハイクすると山頂になります。
時期も時期ですし照り返しも強いので、紫外線に気を付けましょう。日焼け止めをすると良いです。
冷え込むのも早かったので、15時くらいには温かい恰好にしたほうが良いですね。気温は日によって違うので参考までに。
コースは少ないが絶景なので解放感があり広く感じます。
雪質は硬かったりシャバシャバだったり板が滑らなかったりボコボコだったり。まぁこの時期に滑れるんだからそれでもありがたいですね。でも滑ってみて思ったのは、初心者向きのコースは無いように思えましたね。ちょっと滑りなれた人が行く感じのスキー場です。
そして大斜面コースのコブはスノーボーダーにはけっこう大変です。太ももパンパンになりますが、人が隠れそうなほど深いコブもあるので楽しいですね。
山頂からの眺めは格別ですが、Tバーが慣れない人には登ってくるのが大変かもしれません。Tバー登り終わってからハイクもするようなので…。でも行けるようならほんと素敵なのでおススメします。
ちなみに月山スキー場はスノーボードの全面滑走OKでした。
GWまでだったので滑ったことはないのですが、5kmにもなる清水コースというものがあるみたいですね。GWまでに行く予定のある人は滑ってみると良いかもしれません。
月山スキー場の料金は?
2018年の営業時間は、
4月~7月
8:00~16:30
1回券 | 7回券 | 1日券 | |
大 人 | 580円 | 3,700円 | 4,600円 |
こども | 400円 | 2,700円 | 3,300円 |
リフト 午前券(始発~12:30)・午後券(11:30~最終) | |
大 人 | 3,400円 |
こども | 2,700円 |
Tバーリフト料金 | |
1回券 | 11回券 |
200円 | 2,000円 |
実際に滑ってみて感じたあくまで個人の意見ですが、コースが少なく飽きやすいので午前券買って滑るか、回数券がおススメかなぁと思いました。回数券とTバー券買って、上から下まで3、4本滑って、山頂で寝っ転がって景色眺めてのんびりして終了という感じで。4本までなら半日券より安くなりますね。リフトも土日は混んでるので。ガツガツ滑りたい人は1日券でどうぞ。でも飽きます。
スタッドレスタイヤは必要か?
私が行った5月末の時では、一応装着はしていましたがスタッドレスタイヤは必要ありませんでした。天候や時期により道路状況が変わってくると思うので、スキー場に確認することをおススメします。
駐車場の混雑状況は?
私が行った日は土曜日でしたが、朝一から行ったので駐車場はそれほど混んでいませんでした。が、滑り終わって帰ってきたら結構な混雑をしていました。午前中で帰る人も多いので、まぁ入れないことはないのかなぁと。
食事が出来るところは?
リフト下駅にレストランがあります。
カツカレー、冷たい肉そば、月山味噌ラーメンなどいろいろあります。スキー場って絶対カツカレーありますよね!安定のカツカレー最高です!(笑)
宿泊は出来る?
泊ったことはありませんが、月山リゾートインという宿泊施設があるみたいです。
私は楽天トラベルやじゃらんなどを利用し、仙台か山形のビジネスホテルに一泊したりするのが定番になっております。
月山リゾートイン
http://www.gassan-resortinn.com/
滑った後のおススメ観光
個人的にスノーボードを楽しんだら、次は温泉だ!おいしいご飯だ!って、いつも寄り道を楽しんでます。
お気に入りのルートは、
月山スキー場(AMのみ滑る)
↓
山形県天童市にある天童温泉の足湯で冷えた体を温めます。(駒の湯→天の湯→童の湯を制覇する)
汗を流したい人は日帰り入浴もいっぱいあります。
http://www.tendoonsen.or.jp/
↓
仙台市に行き大好物な牛タン利久に寄る
http://www.rikyu-gyutan.co.jp/
↓
仙台で一泊
↓
蔵王町にある遠刈田温泉神の湯へ
http://toogattaspa.jp/
露天などはありませんが、お湯が最高に気持ち良いです。ちなみに写真は取り忘れました(汗)
↓
寒河江市のチェリーランドでさくらんぼを食べる
さくらんぼのシーズンは6月上旬から7月上旬なので、まさに月山行く人にうってつけのコースです。瑞々しいぷりっぷりの佐藤錦が美味!残念ながらガラケーで撮った時の画像しかありませんでした…。
http://www.michinoeki-sagae.com/
↓
南陽市の龍上海で赤湯辛みそチャーシューラーメンを食べる。めちゃめちゃハマったのでここだけは必ず寄ることにしています。
http://www.ryushanhai.com/
↓
帰宅
となりますが、気力が合ったら酒田市で川柳のワンタン麺を食べて
↓
そのあと、日本百名山・日本百景の鳥海山を望んでというルートを組み込んでも楽しいかと思います。
鳥海山全然見えねー!!という感じで雲に隠れてしまいましたが、この後雄大な鳥海山を拝むことが出来ました。
まとめ
7月でも滑れるスキー場。こんなありがたいゲレンデは他にないですよね。
まぁしかし、雪質やコース環境などの状態の悪さは否めません。
そんな時は滑る楽しみの他に、温泉やおいしい食事など観光もしてみるのが良いと思いました。
私なんて月山行くときは、美味しいご飯を食べるためにスノーボードしているようなもんですもん♪
運動のあとのご飯って、どうしてあんなに美味しいんでしょうね(笑)
今シーズンも月山スキー場は、スキー&スノーボードなどのウィンタースポーツ大好きな人達であふれかえるんでしょうね!楽しみです?
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