通勤や街乗りにおすすめのおしゃれな自転車用ヘルメット16選!

通勤や街乗りにおすすめのおしゃれな自転車用ヘルメット16選!

令和5年4月1日以降、道路交通法の改正により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が「努力義務」になりました。

今までは13歳未満の子供だけを対象に保護者が着用させるよう務めればよかったのですが、現在は自転車を利用するすべての人が対象です。

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ヘルメットを被ることに否定的

ヘルメットの努力義務が始まりましたが、ヘルメットをかぶることに否定的な人が多いようです。

その理由は、

・かっこわるい
・髪型が崩れる
・頭が蒸れる
・お金がかかる

など様々です。

たしかに、髪型が崩れないヘルメットなんて売り出されたら爆売れでしょうね!

ヘルメットの重要性

警視庁の調べでは、自転車死亡事故の約6割が頭部に致命傷を負っているという統計が出ています。

自転車死亡事故のグラフ

出典:警察庁

またヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比較すると約2.1倍も高くなっています。

ヘルメットを着用している場合と着用していない場合の致死率の比較グラフ

出典:警視庁

このデータだけを見ても、ヘルメットは自転車事故の死亡率を減らす重要なアイテムだとわかります。

ヘルメットは頭を直接守るだけでなく、着けているだけで走行中の安心感が増します。スタイリッシュで機能性の高いヘルメットもたくさん販売しているので、着けてみたら意外と手放せなくなったりするんですよね。

ヘルメットを選ぶ上で重視するポイント

サイズ

ヘルメットには「S、M、L、XL」などの種類があり、それぞれ「Sは〇〇~○○cm」とわかるように記入されています。ヘルメットは頭部のサイズを測ってから購入することをおススメします。

測り方ですが、メジャーを眉毛の上あたりにあて外周を測るのが一般的です。この時、頭の一番出っ張っている部分で測りましょう。

頭のサイズの測り方

頭の形状

欧米人とアジア人の頭の形状の違い

海外メーカーと国内メーカーでヘルメットの形状に違いがあります。これは欧米人とアジア人で頭の形が違うためです。欧米人では前後に長い楕円形、アジア人は丸形が多い傾向にあります。

ヘルメットを選ぶ際、国内メーカーは日本人の頭の形に合わせて作られたものが多いのでフィットしやすいと思います。また、海外メーカーでもアジアンフィットやジャパンフィットと記された日本人の頭に合わせて作られたモデルもあります。

自転車屋さんなどで実際に試着してみるのがいいでしょう。

安全規格

国内外で安全基準をクリアした自転車用のヘルメットには、「SG」や「CE」などのマークがついています。命を預ける道具なので、安全基準をクリアしたヘルメットをかぶることをおすすめします。

【SG】
日本製品の安全基準をクリアしたものにつけられるマークです。国内メーカーのヘルメットはSGマークがついたものを選ぶのが安全だと言えます。

【CE EN1078】
CEマークとは、全てのEU加盟国の安全基準を満たした商品であることを示すマークです。自転車用ヘルメットの安全基準の場合は、CE EN1078という規格になります。

【CPSC】
アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)が制定する安全基準で、アメリカで最も一般的な安全基準です。世界的な安全基準にもなっている規格です。

など、他にもいろいろあります。

各自治体で、ヘルメットの購入に対して数千円程度の補助金が支給される場合があります。その時に安全規格がついていないヘルメットだと補助金がもらえない可能性があるので、購入前にお住まいの自治体に確認をしてみるとよいでしょう!

通気性や夜道での安全性

夏場のサイクリングの暑さ対策には、ベンチレーション(通気口)の機能性が大切です。

自転車用ヘルメットのベンチレーションホール(通気口)の解説画像

出典:OGK kabuto

また夜間走行での安全を守るため、反射パーツや反射シールがついたヘルメットを選びましょう。

自転車用ヘルメットのリフレクター(反射板)の解説画像

出典:OGK kabuto

より安全性を高めるならMIPS搭載モデルがおすすめ!

MIPSの脳への負荷レベルを表した画像

出典:GIANT

MIPS(Multidirectional Impact Protection System)とは、外側のシェルと内側のライナーが独立して回転し、多方向から受ける衝撃を緩和するテクノロジーです。

MIPSの最新テクノロジーを表した画像

出典:GIANT

MIPS搭載のヘルメットには、イエローのMIPSロゴがついています。

通勤や街乗りにおすすめのヘルメット

OGK kabuto CANVAS URBAN(キャンバス アーバン)

シティサイクリングにおすすめのヘルメット OGK kabuto canvas urban

出典:OGK kabuto

メーカー希望小売価格 7,040(税込)
サイズ M/L:57-59cm
形状 アジアンフィット
安全規格 JCF
重量 290g
カラー 10色

スタイリッシュなバイザーをつければアーバンスタイルに、外せばロードでもMTBでもイケるおしゃれなヘルメット。日本人の丸形の頭に合うアジアンフィットは、さすが国内メーカーのOGKです!

上下3段階調整ができる大径ダイヤルのアジャスターに、後部と左右に大型のリフレクター(反射材)がついているので夜間の走行も安心感があります。

GIRO REGISTER

シティサイクリングにおすすめのヘルメット GIRO register

出典:GIRO

メーカー希望小売価格 8,965(税込)
サイズ フリーサイズ:54-61cm
XL:58-65cm(Matte Black のみ)
形状 フリーサイズ:ユニバーサル
XL:グローバルフィット
安全規格 CE EN1078
重量 280g
カラー 3色

コンパクトで頑丈なシェルに、日差しを遮る着脱可能なバイザー。虫の侵入を防ぐネットが付属されたベンチーレーションはなんと22箇所も搭載されています。ひと回り大きくなったダイヤルは、サイズ調整がしやすくなっています。

ロードを始めたい人や、クロスバイクなどで街乗りを楽しみたい人が涼しく快適にサイクリングできるようなヘルメットです。

bern(バーン)MACON 2.0

シティサイクリングにおすすめのヘルメット bern MACON 2.0

出典:bern

メーカー希望小売価格 12,100(税込)
サイズ S-XXXL:54-63.5cm
形状 ジャパンフィット
安全規格
重量 S-XXXL:310-325g
カラー 10色

bern独自のシェル構造(HARD HAT)は、通気性と弾力性にとても優れています。長時間着用してもムレづらく、日本人の頭の形状に合わせたジャパンフィットで被り心地も快適。

BMX好きな人に大人気なヘルメットですが、クロスバイクやMTBなどでの街乗りも楽しめるでしょう。

ちなみに、bernのジャパンフィットタイプのヘルメットには安全規格の表示がありません。担当の方に問い合わせたところ、ジャパンフィットはスポーツ用ヘルメットとして作られているため自転車用の安全規格は通していないようです。

シェル構造もバーン最高峰のHARD HATを使用し、BMXのライダーも使用しているほどの製品なので、安全性は確かなものなのだと思います。

LAZER Compact

シティサイクリングにおすすめのヘルメット LAZER compact

出典:LAZER

メーカー希望小売価格 6,710(税込)
サイズ フリーサイズ:54-61cm
形状 ユニバーサル
安全規格 CE
重量 320g
カラー 6色

Compactは頭部の全周で調整を行い、部分的な暑さや圧迫を防いでくれます。またユニバーサルサイズなのでほとんどの人の頭の形状に合うように設計されています。

ベンチレーションも20個搭載されているので、空気の流れを快適にしてくれます。また別売りのリアLEDをつければ、夜間も安全に走行が出来ます。

OGK kabuto FM-X

シティサイクリングにおすすめのヘルメット OGK kabuto FM-X

出典:OGK kabuto

メーカー希望小売価格 8,580(税込)
サイズ M/L:57-59cm
形状 アジアンフィット
安全規格 JCF
重量 280g
カラー 9色

オフロードからアーバンライドまで、走りを選ばない性能とデザインをあわせ持ったヘルメットです。

ゴーグルを装着した時の額部分との干渉を考慮したフロント形状や、ゴーグルを収納できる可動式バイザー、アイウェアをホールドできるベンチレーションなど、ライダーが使用しやすい機能が充実しています。
適度なしなりを持たせたスプリング構造により、後頭部を包み込むようなサイズ調整ができます。

GIRO FIXTURE 2

シティサイクリングにおすすめのヘルメット GIRO FIXTURE 2

出典:GIRO

メーカー希望小売価格 9,790(税込)
サイズ フリーサイズ:54-61cm
XL:58-65cm
形状 フリーサイズ:ユニバーサル
XL:グローバルフィット
安全規格 CE EN1078
重量 310g
カラー 8色

ダートやトレイルなどのマウンテンライドにも適したヘルメットなので、後頭部までしっかりとカバーされており、深くしっかり装着できるので安心感があります。

16個の大型ベンチレーションホールで通気性を完備。付属のバイザーは、木の枝や、泥はね、強い日差しからも顔や目を守ってくれます。バイザーは、用途に合わせ簡単に着脱できます。

一回り大きくなったダイアルは、片手で簡単にフィット感を調整できます。山でも街でもスタイリッシュで快適にかぶれる、機能性の高いヘルメットです。

OGK kabuto STEAIR-X2

シティサイクリングにおすすめのヘルメット OGK kabuto STEAIR X2

出典:OGK kabuto

メーカー希望小売価格 21,780(税込)
サイズ XXL/XXXL:63-66cm
形状 アジアンフィット
安全規格 JCF
重量 270g
カラー 2色

気に入ったヘルメットがあっても頭が大きくてかぶれない。そんな悩みってありますよね?

今回はそんな頭の大きな人の味方!シティサイクリングやロードに最適な、Kabuto史上最大のビッグサイズヘルメットです。

細かなサイズ調整ができるアジャスターに、YKKと共同開発のあご紐が緩みにくいバックルを搭載しています。

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GIRO CORMICK MIPS MIPS搭載

シティサイクリングにおすすめのヘルメット GIRO CORMICK MIPS

出典:GIRO

メーカー希望小売価格 13,200(税込)
サイズ フリーサイズ:54-61cm
XL:58-65cm
形状 フリーサイズ:ユニバーサル
XL:グローバルフィット
安全規格 CE EN1078
重量 275g
カラー 2色

カジュアルなショートバイザーが街乗りに合う、通勤や通学も楽しめるヘルメットです。

着脱式の布製ショートバイザーは、直射日光や雨を防いでくれるので機能的でもあります。18個も搭載された大型ベンチレーションホールが、通気性を抜群に保ちます。

後頭部まで保護するようにデザインされたCORMICK MIPSは、転倒時の頭部への衝撃を和らげる働きを持つ「MIPS」 システムを搭載しています。

サイズ調整も頭部へのストレスや違和感なく調整できるフィットシステムを搭載。別売りのリアライトをつければ視認性が増し、より安全にサイクリングを楽しめるでしょう。

機能性に安全面も頼れるヘルメットがリーズナブルな価格なので嬉しくなりますね。

bern WATTS 2.0 MIPS MIPS搭載

シティサイクリングにおすすめのヘルメット bern WATTS 2.0 MIPS

出典:bern

メーカー希望小売価格 17,600(税込)
サイズ S-L:51.5-65cm
形状 USフィット
安全規格 CPSC、EN 1078
重量 S-L:410-480g
カラー 7色

bernのアイコニックモデル「WATTS」に「MIPS=多方向衝撃保護システム」を搭載し、安全性能を高めたモデル。

さらに通気性の高い軽量シェルのおかげで、快適で安全にシティサイクリングを楽しむことができます。

SMITH Express MIPS MIPS搭載

シティサイクリングにおすすめのヘルメット SMITH EXPRESS MIPS

出典:SMITH

メーカー希望小売価格 19,250(税込)
サイズ S-L:51-62cm
形状 グローバルフィット
安全規格 CPSC、CE EN1078
重量 M:330g
カラー 5色

着脱可能なソフトバイザーとマットカラーのバリエーションがおしゃれ!ロードバイクからシティサイクリングまで、どんなバイクにもフィットするヘルメットです。また51cmからサイズがあるので、子供や女性も選びやすい展開になっています。

13個のベンチレーションで通気性がよく、MIPS搭載で転倒時の安全性も高い。リフレクター素材のストラップと、着脱可能な付属のリアライトが夜間の走行に安心をもたらしてくれます。

SMITH Engage MIPS搭載

シティサイクリングにおすすめのヘルメット SMITH ENGAGE MIPS

出典:SMITH

メーカー希望小売価格 22,000(税込)
サイズ S-L:51-62cm
形状 グローバルフィット
安全規格 CPSC、CE EN1078
重量 M:350g
カラー 5色

MIPSとアジャスタブルフィットが融合したシステムを搭載し、転倒時の安全性と心地よいサイズ調整を可能にしてくれるヘルメットです。

2023年モデルから搭載されたハニカム構造の新素材ライナーKoroyd(コロイド)が、EPSライナーと併用する形で搭載。通常のEPSライナーのみの場合より48%以上も衝撃吸収を可能にしてくれるようです。

さらにはハニカム構造自体が換気機能にも大きく貢献しており、安全性も通気性にも優れたヘルメットにリニューアルされています。

サングラスが収納出来たり、ゴーグルの装着に対応した作りになっているのも考えられています。本格的なオフロードから街乗りまでおしゃれに楽しめるアイテムです。

GIRO SYNTAX MIPS AF(アジアンフィット) MIPS搭載

シティサイクリングにおすすめのヘルメット GIRO SYNTAX MIPS AF(アジアンフィット)

出典:GIRO

メーカー希望小売価格 19,800(税込)
サイズ S-L:51-63cm
形状 アジアンフィット
安全規格 CE、JCF
重量 M:290g
カラー 5色

ロードやMTB、シティサイクリングにも合うスタイリッシュなフォルムのヘルメット。

形状もアジアンフィットなので、日本人との相性は良いでしょう!サイズも51cmからあるので、大きなキッズからユース、女性も選びやすいと思います。

外側のシェルとEPSライナーをインモールド製法で融着させ、強度と耐久性は抜群。また25個のベンチレーションホールが通気性を高めてくれます。

頭部への衝撃を守るMIPSと、個々の頭部形状に合わせ快適にサイズ調整できる新しいフィットシステムを搭載しています。

SMITH Network MIPS搭載

シティサイクリングにおすすめのヘルメット SMITH NETWORK MIPS

出典:SMITH

メーカー希望小売価格 29,700(税込)
サイズ S-L:51-62cm
形状 アジアンフィット
安全規格 CPSC、CE EN1078
重量 M:300g
カラー 4色

落車衝撃の際、最も重要なゾーンにコロイドを配置する高い衝撃吸収と、走行中のアイウェアを曇りづらくするエアーエバックシステムの通気性が特徴。さらにMIPS搭載という高いプロテクションも持っています。

ヘルメット前部にはアイウェアを固定でき、脱臭性とクーリング機能を備えたライニングのおかげでヘルメットの内側も快適です。

日差しや雨を防ぐ着脱可能なソフトバイザーも付属しているので、その日の天候や乗り方によってスタイルを変えてみるのも楽しいですね。

bern NINO キッズ(推奨年齢2-6歳くらい)

シティサイクリングにおすすめのヘルメット bern NINO

出典:bern

メーカー希望小売価格 11,000(税込)
サイズ XS-S:48-51.5cm
S-M:51.5-54.5cm
形状 グローバルフィット
安全規格 CPSC、CE EN1078
重量 XS-S:325g
S-M:340g
カラー 15色+YTS限定カラー2色

従来のインモールド製法のヘルメットに比べ、高い耐衝撃性と軽さを実現させたNINO(ニーノ)。サイズ調整もベルクロで簡単にできるので、日々大きくなる子供の成長に合わせて微調整が可能。

バイザー付きインナーは取り外して洗濯ができます。汗をかきやすい子供の頭を常に清潔に保てるのが嬉しいですね。

まずはストライダーなどのバランスバイクで、自転車の練習に被ってみるのも良いかもしれません。

bern NINA キッズ(推奨年齢2-6歳くらい)

シティサイクリングにおすすめのヘルメット bern NINA

出典:bern

メーカー希望小売価格 11,000(税込)
サイズ XS-S:48-51.5cm
S-M:51.5-54.5cm
形状 グローバルフィット
安全規格 CPSC、CE EN1078
重量 XS-S:325g
S-M:340g
カラー 6色

女の子が大好きなポップなデザインのNINA(ニーナ)。とにかくカワイイですねー!またかわいいだけでなく、性能自体もNINO(ニーノ)と同じなので安全性と快適性は間違いないです。

GIRO FIXTURE 2 YOUTH ユース(小学生から頭の小さい女性)

シティサイクリングにおすすめのヘルメット GIRO FIXTURE 2 YOUTH

出典:GIRO

メーカー希望小売価格 9,790(税込)
サイズ フリーサイズ:50-57cm
形状 ユニバーサル
安全規格 CE EN1078
重量 300g
カラー 3色

後頭部まで深くしっかりカバーされた安心感のある被り心地と、16個のベンチレーションホールの抜群の通気性。木の枝や日差しから顔や目を守る、着脱可能な大きめのバイザーなど機能性が充実したヘルメットです。

一回り大きくなったダイアルが、片手でも簡単にフィット感を調整しやすくなっています。50-57cmのフリーサイズなので、小学生や頭の小さな女性まで利用できます。

マウンテンライドでも、シティサイクリングでも、スタイルに合わせた機能を発揮できるヘルメットです。

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ヘルメットの交換時期

ヘルメットメーカーにもよりますが、GIROでは2~3年、OGK kabutoでは3年が交換の目安となっています。

理由は、ヘルメットは使用していなくても衝撃吸収ライナーなどが劣化をしてしまうためです。劣化したヘルメットがメーカーの安全基準を下回ってしまうのが3年以上経過したものと言うわけです。

また使用年数に関係なく、転倒時に強い衝撃を与えてしまった時などは買い替えが必要になります。ヘルメットはきれいに見えても内部構造がダメージを受けている可能性があります。

破壊によって衝撃の被害を吸収する自転車のヘルメット構造

出典:OGK kabuto

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みなさんが、安全にサイクリングを楽しめるように願っております^^

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